ThreadsやInstagramを開くと、「今朝もゆるっとジョグしてきました」というテキストとともに、キロ4分40秒で8km走ったStravaの画像が添えられている投稿をよく見かけます。彼らの走力は本当にすごいですが、一緒に走るとなるとちょっと尻込みしてしまいますよね。
フルマラソンもいつかは出てみたい。ハーフマラソンはもっと興味がある。速くなりたい気持ちもあるし、誰かと一緒に走る日があってもいいと思っている。けれど、速い人が多いグループだったら自分は難しいかも、と気を遣ってしまう。会話についていけるか不安になる。置いていかれたらどうしようと思ってしまう。
その気持ちは、とてもよくわかります。ランニングは本来、誰とも比べる必要のない行為のはずなのに、SNSを眺めているだけで知らず知らず比較の土俵に乗せられてしまう。これはランナーなら誰もが一度は感じたことのある感覚だと思います。
HINODEのグループランは、速くも長くもありません
HINODEはペースを決めていません。距離も長くは走りません。
あえて具体的な数字で表現すると、だいたい6分30秒から7分00秒/kmくらいのペースで、3kmから4kmを走ることがほとんどです。走りながら会話ができるくらいの余裕があります。
参加者の顔ぶれや雰囲気によって、みなさんが走りたそうな日はもう少しペースを上げたり距離を延ばしたりすることもありますが、たいていはゆったり、短めで走っています。速く走ることが目的ではないからです。
はじめてのランニングという方の割合も高く、毎回の参加者のうちおよそ3割は、ほぼ初めてに近い方です。なので、ペースについていけるか不安、というのはまず心配しなくて大丈夫です。苦しくなったら歩いても構いません。
「走り足りない」という方への提案
一方で、これだと走り足りないよ、という方もいらっしゃると思います。普段からしっかり走り込んでいて、週末にロングランを組んでいるような方です。
私自身もランナーの端くれとして、週末にはロングランを練習メニューに取り入れているのですが、日曜朝7時半スタートの代々木公園ランに合流する前に、自分のロングランを済ませてしまうようにしています。そうすると、HINODEのグループランがちょうどいいクールダウンになる。質の高い練習を維持しつつ、早朝からラン友と交流もできる。良いことづくしです。
(その場合、ちょっとだけ早起きしないといけないのは頑張りポイントですね笑)
月に1回の「リズム作り」として使ってもらえたら
一人で練習するのは、自分のやりたいようにやれるので、それはそれでとても良い時間です。実際、日々のランニングはほとんどの人にとって一人で完結するもので、それが基本形だと思います。
ただ、ずっと一人でやっていると、どうしてもモチベーションが揺らぐ日が出てきます。雨が降っていたり、前日遅くまで仕事をしていたり、理由はいくらでもあります。
そんなときのリズム作りとして、たとえば月に1回だけ顔を出してみる、というような使い方をしていただけたら、それだけでも私たちはとても嬉しいです。毎週来る必要はありません。毎月来る必要すらないかもしれません。走るリズムを取り戻したいときに、思い出してもらえればそれで十分です。
HINODEが大切にしていること
HINODEは、速さや記録を競うためのコミュニティではありません。人と自分を比べる場所でもありません。
私たちが大切にしているのは、自分との約束を守り続けることです。日の出の時間に起きて、集合場所に向かい、ただ走る。それを続けていく。その規律だけを共有する集まりです。コーチングも、練習メニューも、ランキングもありません。
もし「朝ランが三日坊主で終わってしまう」と感じている方がいらっしゃったら、意志の力だけで続けるのは実はとても難しいことについて別の記事でも書いていますので、併せて読んでみてください。一人で続けるのが苦しいときに、週に一度だけでも集まれる場所があるというのは、思っているよりずっと効きます。
日程が合わなくても、Stravaでつながる
グループランの日程がどうしても合わないという方もいらっしゃると思います。そんな方にもぜひお伝えしたいのは、HINODEのStravaクラブに入っていただくだけでも、得られるものは大きいということです。
メンバーが各地で走っているログが日々流れてきます。誰かが今朝も走った、というそれだけの情報が、不思議と自分の気持ちを動かしてくれる日があります。顔も知らない誰かの継続が、自分の継続の背中を押してくれる。これはSNSで派手な写真を眺めているのとはまったく違う種類の影響力です。
競争ではなく、規律のために。
東京で"競争しない"ランニングコミュニティを探していた方は、一度だけでも日の出と一緒に走ってみてください。グループランの日程はこちらからご確認いただけます。
